夫婦2人+ちょこ色ミニチュアダックスフンド2匹のささやかな暮らしの日常ブログへようこそ。

こんにちは!ちょこ色ダックスフンド兄妹、ラムとメルです♡
長い冬が終わり、雪の降る日々もしばらくおさらば。
冬の間はずっと天気が悪くて散歩不足だったけど、最近はようやく毎日お散歩に行けるようになってきた。
季節の変わり目シーズンでは、冬から春が一番好き。
やっと寒さから解放されたー!って心踊る気分になる。
とは言え春はすぐに夏とバトンタッチしがち。
気づいたらあっという間に猛暑が来てしまったなんてことにはなりたくないから、短い春を毎日大切に過ごしたい。

実は数日前、ラムの様子がおかしかった。
抱っこをした時に2回、お腹を撫でようと少し触った時に1回、
普段吠えたり鳴く声とは全く違う「キャーン!」というような声を出した。
あ、これはもしかして、あれではと。
ミニチュアダックス、現在5歳、抱っこをした時に悲鳴のような鳴き声・・・
夫と2人でまず初めによぎった不安は、言わずもがなヘルニアだ。
ダックスの飼い主さんなら皆常に警戒している疾患、ずばり椎間板ヘルニア。
胴長短足犬たちはその可愛すぎる姿の代償として、他の犬種よりも足腰に負担がかかりやすい。
椎間板ヘルニアとは椎間板が脊髄を圧迫して神経にダメージを受け、痛みや足の麻痺などさまざまな症状が表れる病気。軟骨形成不全という遺伝的な原因と、短足胴長で足腰に負担がかかりやすいということからダックスフンドは特に発症しやすい。好発年齢は3〜6歳頃。
だから日常的に段差のある生活は極力排除し、フローリングの床にはタイルカーペットを敷き、足腰の負担軽減には気を遣っている。
しかしお迎えして早くも5年が経ち、現状ラムメルともに何事もなく元気に暮らす日々だったのでかなり油断していた。
例えば、ダイニングテーブルの椅子や大きめのビーズクッションに平気でジャンプして飛び乗ったり、段差のあるベランダを自由に行き来させたり・・・
注意をしても気づいたらやってしまうので、だんだん甘くなってきたところだった。
こういう問題は決まって意識していない時に突然起こる。
日頃から十分注意していたにも関わらず起きてしまったことなら、運が悪かったで済むかもしれない。
実際気をつけていたとしても発症してしまう子はいるし、気をつけてなくても発症しない子だっていると、以前かかりつけの獣医さんが言っていた。
でもやれることをやらずに起きてしまったら絶対悔やむもの。
年齢的にも発症しておかしくない時期、明らかに痛がって元気がなかったので、その日の午後迷わず受診することにした。
結論から言うと、ラムがヘルニアを発症したかどうかは現段階では不明。
先生の診察では下肢の動かし方や反射のチェック?みたいなことをしてもらったが特に異常なく、歩行の様子も見てもらったが問題はなさそう。
しかも診察時は抱っこをしたり触っても鳴かなかった。
もしかしたら軽度の発症を起こしたのかもしれないけれど、この段階だとおそらくレントゲンをとっても写らず意味がないらしい。
どちらにせよ現状は安静にして様子を見る、消炎鎮痛剤を内服するしかないとのこと。
と言うことで1週間分の消炎鎮痛剤(フィロコックスという薬)を処方してもらい、3日くらいは散歩も控えて安静にするよう指示あり。
帰宅後も夜までずっと元気がない様子だったが、謎に食欲だけはあったので薬はすんなり飲んでくれた。
ちなみに元気がない様子の特徴、ラムの場合はいつも以上に飼い主のそばにいたがる。
そして今回はやはりどこか痛みがあったからか、気になってゆっくり横になれなかったみたい。
普段なら暇な時はリラックスして寝ているけれどその日は飼い主のそばで座ったり、横になってもすぐに起きてソワソワしたりと落ち着きがなかった。
あとはメルと一緒に走ったり戯れて遊ぶこともせず。
とっても心配だったけど、見守ることしかできないので、
「大丈夫だよ、薬飲んだから治るよ。」と声かけをして、翌朝にはいつも通りに元気なラムでいることを祈った。
そして翌朝、なんと祈りが通じたのか、
いつもの元気なラムだった!!
仮病か?と疑うほどケロッと普通のラムさん。
食欲もあって、排泄も問題なし。
前日のように座り込んでじっとする様子もなく、抱っこをしても鳴いたり痛がる様子はなかった。
もしかしたら鎮痛剤が効いているだけかもしれないが・・・
ひとまず薬を飲み切るまでは油断禁物ではあるが、なんにせよラムが元気なことだけで十分だと思った。
元気でいてくれる平和な日常は決して当たり前なんかじゃない。
まだ若いから大丈夫と意識せず適当に過ごしていたら、人間よりハイスピードに年月が経つこの子達はあっという間に歳をとる。
だから今回の件で、ラムメルと過ごす一日一日は本当に貴重で大切だと改めて実感できた。
今のところヘルニア発症ではなさそうだけど、これからはまた気を引き締めて、ヘルニア予防に努めたい。
ヘルニアは正直気をつけていても何の拍子でいつ発症するか予測不能だと思う。
ただ予防するに越したことはないので、特にダックスの飼い主さん達は一緒に要注意していきましょう!
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